日本刀の美学

ちょっと前の話ですが、沼津の美術館へ行ってきました。

年末から美術館に連れられて行く事があったのですが、いかんせん茶の世界はよくわからない訳で器の良し悪しは分かりません。
まぁ、それでも茶道具をいろいろ見てそれなりに着眼点を探してます。
美術館に行くと他の美術館のパンフレットが置いてあり、そこで見つけたのが今回の美術館。

元ネタは刀や鎧の新聞(笑
↑実は鎧や刀は結構好き

表紙に蜻蛉切が載っていて、展示されるらしい。しかも10年振りだとか。
(解らない方の為に補足すると徳川四天王、本多忠勝が愛用していた槍で天下三槍の一つ)

当たり前ですが、中は撮影できないので表で我慢。
IMG_2709.JPG
蜻蛉切以外にも国宝の刀等結構展示していたのでじっくり見て回りましたが、まず凄いのは今回の展示物が全て個人所有。
おそらく実戦では使われた訳ではないと思いますが当時に作られた物が刃こぼれ一つなくとても綺麗な状態で展示してあります。

長篠一文字:織田信長が奥平貞昌に贈られた物
なんてさらっと書きましたが、国宝です(笑
他にも重要文化財が数点展示

槍はそれほど注目されないのか蜻蛉切は国宝でも何でもないんですね。(歴史的には重要文化財クラスだと思いますが)

そこまで詳しい訳ではないですが、鎧やら刀はとても惹かれる訳です。
名工が作った刀にしても代が違うと刃紋も違いますし、時代によって反りも持ち方も違います。

鍔も色々展示されてましたが、多分当時のおしゃれアイテムの一つでしょうね。

あ、肝心の蜻蛉切ですが、これも実戦で使われているのか良くわかりませんが、かなり綺麗。
ガンガン使われていたらもう少し傷んでいてもよさそうですが刃こぼれもしていなさそう。
もう1つ同じものがあるという噂ですが実戦ではそっちを使っていたのかも?

多分、この手の物は何でも同じですが何をどうすれば個人所有できるんですかね(笑
ちょっと専門の美術館に行ってみたいかも。

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Posted by nwp